こんにちは、ダメダメようぼくのひさまつです( `・ω・´)ノ
昨日の夜、スクーというオンライン授業の番組を観てました。
半分寝てたけど。
スクーってのは、いろんなジャンルの動画の授業が見れるってサービスなんです。プログラミングとかマーケティングとかビジネスとか、デザインとかもうほんと色々。
すごく勉強になるのでオススメなんですけど、それはさておいて。
何観ようかなーってぼーっと探してたら、ある番組に目が止まったので、それを観ることにました。
「why型思考—AIに代替されない課題設定力」
っていう授業。
観てたらぼくの問題意識と丸かぶりしてて、ちょっとぼやっとしてたことがクリアになったので、今日はそのあたりのところについて書きます。
why型思考とは?
タイトルのとおり、その番組のテーマはwhy型思考。
で、そのwhy型思考ができると「課題設定力」がつきますよ、という話なんですね。
課題設定力とは、自ら課題を設定する力。
与えられた課題ではなく、自分で課題を設定する力です。
それがwhy型思考によって得られるというんです。
ひさまつ
why型思考とwhat型思考の違い
実はwhy型思考の反対には、もう一つwhat型思考というものがある。
この2つの思考回路は、与えられた課題に対してどう思考するか?が違います。
what型思考の場合
与えられた問題に対して、
- 何をするか?
- いつするか?
- 誰がするか?
- どうやってするか?
といったことを考える思考回路。
それに対して、why型思考は、
・なぜその課題は与えられたのか?
を考える思考回路。
この2つの違いを図にするとこんな感じ。
で、このwhy型思考をすると、与えられた問題そのものを疑って、新しくより良い課題を自分で設定することができるのです。
授業の中で細谷先生も言ってたけど、そもそもの話として世の中では与えられた課題自体が正しいとは限らないわけです。
だから与えられた課題自体を疑うことも大事だよ、と。
うん、確かに( `・ω・´)ノ
(でも、いちいち疑ってたら嫌われるよね、って( `・ω・´)ノ笑)
この前教会の電話がぶっ壊れたんですが・・・
この前、教会の家庭電話がぶっ壊れました。
で、その電話は教会だけに家のサイズがでかいので、あっちこっちに配線がつながってて、一階のあっちとこっちに2台、二階のあっちに1台、合計3台につながってました。
それを一元管理するでかいBOXが台所にあって、それが壊れたんです。
「何とかしないと・・」
ってなったんですけど、もともとそのでかいBOXに入ってる機械は20年ぐらい使ってたんですね。なので、もう20年前の部品とかあるのかな?って。
しかも、その20年前に買った時に30万円ぐらいしたらしく、「分割やったけど高かったわー」って。笑
「これ、やばいなー、どうしたらいいんだろうな?」
って頭悩ませてたんです。
そんで、機械オタクのうちの父(失礼( `・ω・´)ノ)に電話しまして、ちょっと相談したら、、、
父:「コードレス電話買えば?2万円あれば子機も含めて買えるよ」
と。
ぼく:「・・・ほんまやわ( `・ω・´)ノ」
これぞまさにwhat型思考のドツボにハマってたケース。
与えられた課題に対して、「なぜそれをする必要があるのか?」って発想がなかったんですね。
でかいBOXを修理せよ!って課題に捕らわれて、何のためにそれを直したいかって発想がなかった。
why型で思考しておけば、
なぜそのでかいBOXを修理したいの?
↓
電話を3台繋げるため
↓
じゃあ他に解決策はないのか?
↓
コードレスにする!
って見えてたかもしれません。電話さえつながれば別に何でもいいんですよね。でかいBOXだろうが、糸電話だろうが、伝書鳩だろうが。
今、天理教に与えられている課題って何でしょうか?
まぁ色々とあると思うんですけども、何が思いつきますか?
・教会に人集めるにはどうしたら良いのか?
・青年会の行事に人を集めるには何が足りないのか?
・事情教会を何とかせねば・・・
とか、いろんな課題がありますよね。一般的論として。
でも、このときついついwhat型で考えていませんか?
・こんなイベントすれば集まるだろう!
・三連休の最終日だったら人が集まりやすいんじゃないか?
・こんな会場でやれば人も集まりやすいよね
とか。
もちろんこれも大事です、具体化しなかったら何も進まないもん。笑
でも、具体化する前に、
・なぜ教会に人を集める必要があるのか?
・なぜ青年会の行事を盛況にする必要があるのか?
・なぜ事情教会を建て直す必要があるのか?
こういう発想が今すごく求められてるんじゃないでしょうか。
与えられた課題自体が本当に正しいのか?
一旦why型思考によって、上位目的から捉え直してみる。
すると「なんだ、もっと良い解決策があるじゃん」ってなるかもしれない。
既存の枠組みの外側にあるかもしれない最適解を探すべくwhy型思考を使う
元々こっちの記事でちょろっと書いたんですけど、既存の枠組みの中で最適解を探すのではなく、もう一度その本質や根本に立ち返ってと考え直すことが大事って。
引用します。
こうした天理教をとりまく環境の変化を踏まえて、これからのことを考えるとき、必ずしも今ある枠組みの延長で考える必要はないと思うのです。
むしろ今ある枠組みがそもそもどういう目的にために作られたのか、という原点に立ち返って考える必要があると思います。
今ある枠組みの中だけで最適解を出そうとすれば、その活動自体が自己目的化してしまい、組織の形骸化へとつながっていきます。
今ある枠組みの中で最適解を探さない。
既存の枠組みの外側にあるかもしれない最適解を探す。
そのための具体的なツールがwhy型思考なわけです。
目の前にある課題のよりよい解決策が見つかるんじゃないか、あるべき天理教の姿を考えるのにぴったりなんじゃないか、と思いました。
おまけ
why型思考の授業は細谷功さんって方なんですが、動画観てて気づいたんですが、わたしもともとこの方の本を読んだことありました。
『具体と抽象』って本なんですが、めっちゃ勉強になりました。
ものごとを考えるときにいつも具体と抽象の出し入れ、切り分けを意識するようになったし、考えがうまくまとまらない人はにマジでオススメです。
このスキル身につけてからブログ書くのもかなり早くなったし。ありがたい話です。
ひさまつ
早速why型思考を使ってみた
ぼくの腰痛も「イスが悪いんじゃ?何したらいいんだろ?どこの整体いけばいいんだろ?」とか思ってましたけど、ちがいますね。
why型思考で突きつめていけば、心遣いが悪いからでした( `・ω・´)ノ
すぐに最適解が見つかりました、why型思考すごいよ、すごすぎる。
今日も成人しましょう!