先人の教話はスラムダンクで言うところのメガネくんなのだ

こんにちは、ひさまつです。

ポケモンGOを初めて2ヶ月たちました。
いまだに捕まえたポケモンは47しかいません。ポケモンマスターになるための道のりはまだまだ険しそうです。

さて、今回は先日の教話について。

先人の教話って言うと、けっこうノーマークだと思うんですよ。どちらかというと、おふでさき、おさしづ、みかぐらうたの三原典が重く見られてる感じですよね。

でもね、それでも実は先人の教話ってすごくイイんですよ。すっごく。

スラムダンクで言えば、三原典が流川的存在だとすれば、先人の教話は木暮なんです。
そう、メガネ君。

ちょっとナメられてるけども、実はすごいんです。

今日はつい端っこに追いやられがちな先人の教話を主役に踊り出してみようと思います。

 

メガネくんの紹介

メガネ君って誰??って方のために、メガネ君を紹介しておきましょう。

この人です。

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主人公・桜木花道が通っている湘北高校バスケ部の3年生で副キャプテンだけど、補欠なんですね。
ちょっと実力的には劣るというか、ちょっと軽く見られてたわけです。

で、全国大会へつながる夏の県予選。
ライバルの陵南高校との試合。
終盤にレギュラーのミッチーがスタミナ切れをおこしてしまい、メガネ君が交代で試合に出ることになります。

この時、相手チームである陵南高校の監督はメガネ君を軽く見るわけです。

しかし、メガネ君はというと・・・

神奈川県大会の「湘北×陵南」戦。湘北にリードを許していた陵南の田岡監督は、三井の代わりに入った木暮のマークをあえて外し、驚異的なプレーをみせるレギュラーメンバーにターゲットを絞ろうと考える。だが、ノーマークで花道のパスを受けた木暮は、3年間の集大成であるスリーポイントシュートを放ち、湘北を勝利へと導く追加点を入れ、田岡監督はこうつぶやく(第83話「副主将メガネ君の執念」より)

陵南・田岡監督
「あいつも3年間がんばってきた男なんだ。侮ってはいけなかった」

 

名場面やわ。
ほんと名場面やわ。

ま、何が言いたいたいかと言うと、メガネ君は少し軽く見られる存在だったけど、実はなかなかすごいヤツだということです。

 

先人の教話も実はすごいヤツなんだよ

もうちょっとスラムダンクの話をしたいけど、そろそろ本題に。

メガネ君と同じように、先人の教話も実はなかなかすごいヤツなんです。

先人の教話がすごいところを3つ挙げておきます。

  1. 混じり気が少ない
  2. 分かりやすい
  3. 内容がブレない

 

混じりけが少ない

先人の教話っていうと、どうしてもその人の解釈が入ってきたり、いろいろと混じりもんが入ってそうな気がするじゃないですか。

でも、そんなことないんです。

まったく無いかと言えば、そういうわけでもないんですが、やはり教祖から直々にお話しを仕込まれた方々だけあって、話の本筋はそうそうズレたりしないんですね。

そもそも、教祖は誰にでもお話をされなかったようです。

マジで聞きたい!っていう真実のある方にのみ、こんこんとお話しくだされた。

大事なことを教祖にお尋ねさしてもらうのは、夜の十二時頃や。何時でも言うて下さるのとは、違う。こちらがまちがうか、何でものないように思うたら、だまってござるがな。ちょっとの話聞かしてもらうのも、なかなか苦労したで。そうやから、聞かしてもらうのに、しょうね(一心のこと)が入ったる。そうやから一ペン聞かしてもろうたら、めったに忘れやせん。今している話は、六十年も前にきかしてもろうた話や。それでもちょっとも違わん、忘れておらん。

『教祖より聞きし話・高井猶吉』先人の遺した教話(四) p.6

だからこそ、一回聞いた話はめったに忘れないし、内容も違わない。
先人の教話は混じり気が少ないのです。

 

そもそも分かりやすい

先人の教話って当時の一般ピーポーに向けて話されているものだから、すごく分かりやすい。語弊があるかもしれませんが、当時は今と比べたら教育水準も高くないので、小難しい話があんまりないんですよね。だからこそ、たとえ話も身近なもので例えられていて、すごく分かりやすいんです。

そもそも天理教学がなんだか小難しくなってきたのは、戦後の「復元」と言われる時期以降で、それまではもっともっとシンプルなお話しが中心だったんですよね。「かしもの・かりもの」「八つのほこり」とか。
話の内容がシンプルだからこそ、分かりやすいってのもあるかもしれません。

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内容がブレない

上記の内容につながってきますが、シンプルだからこそ内容がブレない。どの先生が話をされても、同じ内容が語られている。

細かい話はもちろん別です、たとえ話とか。
いくら混じり気が少ないといっても、やっぱり混じり気は出てきてしまいます。

でも、話の本筋としては同じ内容が語られているわけです。
そうやって共通した内容を読み取ってみると、

「あら、天理教の教えってすごくシンプルなんじゃないの」

って、きっとなると思います。

このあたりのところは、個人的には超オススメなのに全然人気がないこちらの記事をご覧ください。笑




話一条でたすかるってどういうこと??

 

先人の教話はどこで読めるの?

先人の教話というと、簡単にゲットできない気がするかもしれませんが、実はそんなことないんです。
わりと簡単に手に入ります。
手軽に入手できる先人の教話をいくつか紹介しておきます。

 

1.先人の遺した教話シリーズ

一番簡単に手に入るのが、このシリーズですね。
道友社のwebストアでも売ってるみたいです。
Amazonにも在庫がありました。

 

2.本部員教話抄

これは先人の教話の一部を抜き出して、まとめられたものです。ちょっとずついいとこ取りされてるのでかなりオススメ。

最近、うちの妻が毎日読んでますが「とってもわかりやすい」そうです。
推しメンは宮森与三郎さんだそうです。
ぼくも同感ですが、増井りんさんもとってもイイです。

 

ちなみに、これの続きとして「続・本部員教話抄」があるのですが、これはあんまりオススメじゃないです。
こんなこと言うと怒られるかもしれませんが。笑

教祖から直接教えを受けた方々ではなくて、世代としては一代下った方々の教話になります。結果として、ちょっと混じり気多いかなって思います。
全部が全部そうではないですけどね。ちょっと割引が必要かな、ぐらいの。

 

まとめ

先人の教話って結構すごいんだよというお話でした。

三原典はやっぱりちょっと難しいというか、ハードルが高いような気がしますが、先人の教話はサラッと読めちゃいます。
親しみやすいんですよね、さすがメガネ君です。

教祖から直々に仕込まれた先生方のお話をいっぱい読んでみてください。本当にシンプルだし、分かりやすいし、内容にブレがない。これが天理教の教えのエッセンスなんだなという気がします。

いつか先人の教話にもっとスポットライトがあたって、「侮ってはいけなかった」と言われるようになればいいなと思います。

わたしもいつか「侮ってはいけなかった」と言われるように、ポケモンマスター目指してがんばります。

今日はこの辺で( `・ω・´)ノ