「たすけ心を働かせたいけど実際に行動にうつせない」ときはどうすればいいの?

こんにちは、ダメダメようぼくのひさまつです( `・ω・´)ノ

昨日まで本科時代の同級生のすがのけんちゃん&先輩の可児さんと数日間べったり行動をともにさせていただいて、大変刺激を受けて帰ってまいりました。

と同時に、教理勉強をサボりすぎて、

「○○さんは逸話編に出てきてるよね」

とか

「○○さんは実はずいぶん苦労されてて…」

とか、おそらく10年前はさらっと反応できていた話題も、脳内を検索しても壊れたファイルが見つかっただけで、せっかくのお二人のありがたい話もざるを通り抜けていくばかり。大変反省している次第でございます( `・ω・´)ノ

というわけで、一瞬で終わる決意になりますが「教理勉強を頑張る」とここに宣言しておきます( `・ω・´)ノ

 

なんしかモチベーション続けるのって難しいですよね。

 

本業の方では「やる気」や「成長」と日々向き合っているので、本来どうすれば自分のやる気を続けられるのかについての知識も経験も豊富にあるのですが、いかんせん自分の事になるとダメですね。

まさにダメダメようぼくです。

いや、実を言うと、少し言い訳がましいですが、行動経済学にハマって知見を深めていくうちに、

  • 結局人間ってのは自分の見たいものだけを見る
  • 事実を自分の認知に合わせて都合良く解釈する

といった人間の認知バイアスの限界といいましょうか、「無知の知」はこれほどまでに強力なのかという事実を目の当たりにして、教理を分かりやすく発信するという自分の営みに限界を感じて、たいへんやる気を無くしておりました。

お道で情報発信をされている方は絶対に読まないでください( `・ω・´)ノ

あ、でも、とっても雑な論理展開なのに一見すると学問的な手順を踏んでいるように見せかけた教理解説によって読者をミスリードされている方や、結論ありきでご都合主義的に教理を自らの認知に合わせて解釈されている方にはぴったりの書ですので、そういう方は絶対に読んでください( `・ω・´)ノ

ひとまずこのあたりをオススメしておきます。

すみません、また話が逸れました。

話をタイトルの件にもどしましょう。

 

今日は「たすけ心を働かせたいけど実際に行動にうつせない」問題について。

問題っていうほどレベルじゃないですけど、まぁよくある話ですよね。

「こんなことしたら人のためになるんじゃないかなぁ…」
「現状を変えるには○○が絶対に必要だ!」

なんて心の中では思いつつ、なかなか行動に移そうと思ってもうつせない。

 

結局、「組織が○○だからできない」とか「仕事や御用が忙しくて…」のように、自分の外側に原因を求めてしまう。

僕自身もYoutubeで教理解説したいなぁ…とか思いつつ、結局目の前の仕事が忙しいとか、子育てが忙しいとか言い訳にして全然更新していません。

スプラトゥーンとかデッドバイデイライトとかしまくってるのにね( `・ω・´)ノ

 

このあたりの動機づけに関しても、行動経済学を勉強するとおもしろいのでオススメなんですけど、それはさておき、

頭の中では○○したいけど実際に行動に移せない問題をどのように解決すべきなのか?

については、僕の中ではもう結論が出ています。

 

ここでそれを論じると長くなりすぎるので今回は結論だけ。

環境です。

環境を変えるしかありません。

それも、ある文化を持ったコミュニティに所属することが、実際に行動に移せない問題への解決策になります。

あまり普段意識することはありませんが、教会も信仰がベースになっている文化的背景を持ったコミュニティです。

つい「組織が○○だからできない」といった言い訳をしてしまう自分に嫌気がさすかもしれませんが、そう自分を責めなくてもいいと思います。

原因は環境の力ですから( `・ω・´)ノ

 

言い換えると、コミュニティの背後に横たわっている文化があなたをそうさせています。

だからといってコミュニティの文化を変えることにリソースを割く必要はありません。その文化は長年かけて醸成されてきたものであり、これを変えるのはなかなか大変なことですよね。特にそのコミュニティに所属している人が、コミュニティ全体の文化を一気に変化させるような動きをしようものなら、すぐに一斉射撃にあいます。

これはもう変化を嫌う人間の脳の性質ですから、ある意味仕方がないことなんですね。

「ほんまうちの大教会は保守的で頭硬くてブツブツ…」とか不満を言いたくなる気持ちは分かりますが、それはもう人間の初期設定がそうなっているわけですから、仕方がない。そんな生産性の低いことに貴重なリソースを割く必要はありません。別にコミュニティに革命を起こそうとしなくてもいい。

あなた自身が変わればいいんですね。

どうやって?

 

今とは違う文化を持ったコミュニティに所属してください。

こういうことを言うと所属変更がどうこうとかの話に聞こえるかもしれませんが、そうじゃありません。

今の教会のままでも、今の立場のままでも、新しくもう一つコミュニティに所属することはできますから。

 

ある特定の文化を持ったコミュニティに所属し、そこにいる人たちの価値に触れていくうちに、人は自然に行動できるようになります。

ちなみに、こうやって僕がいまブログを書いているのも、この数日間、志の高い人たちに刺激されたからに違いありません。

(特に僕は中2病が抜けないので一瞬で「かっこいい、おれもやろ」となります。)

 

周囲の人たちに感化されて今僕はこうして行動できているわけです。

これは人間の行動原理の本質だと思うわけです。(自己決定理論における「社会性」なんてまさにこれ)

 

この人間の初期設定をうまく活用すれば、たすけ心を働かせたいけど実際に行動に移せない問題は解決できます。

特にコミュニティというのは長期的に所属することによって、長期的な動機づけの源泉として作用してくれます。

 

じゃあ自分を行動させてくれるような文化って、どんな文化なんでしょうか?

続きはまた次回にしたいと思います( `・ω・´)ノ