組織の最適解を決める3つの変数

こんにちは、ダメダメようぼくのひさまつです( `・ω・´)ノ

本日は組織の最適解を決める3つの変数について。

組織というのは、方法でしかないので変化するし、変化しなければならないわけです。

しかし、「変化だ!変革だ!」なんて声高に叫んでいても、その最適解を生み出していくための変数を整理しておかないと、ただの個人の「勘」頼みといいましょうか。

新庄監督のように勘ピューターが冴え渡っていたらいいですし、あれだけカリスマ性があればパワープレイでなんとかなるわけですが、やはり通常はそうもいきません。

では、その組織の最適解を決定づける3つの要素とは一体何でしょうか。

こちらも個人的な主観の域を抜けませんが、一旦この3つとして僕は定義して議論を進めていきたい。

  1. 組織の目的
  2. 現状のリソース
  3. 時代や社会の要請

ちょうどこの3つの輪が重なるところに、その組織のベストなあり方があると思うわけです。

1組織の目的

組織の目的というのは、これはもう何度も書いてきましたが、組織というのはツールです。おいしい料理を食べるためのツールとして、包丁やまな板があるのと同じで、組織にはツールとしての本来的な目的があります。

天理教においては「陽気ぐらし」と言っていいんじゃないでしょうか。

「いや、それは違う」ということですと、また別のテーマとして壮大な検証が必要になってくるので、一旦ここはそういうことで進めます。

2現状のリソース

組織の持っている現状のリソースについては、もうそのままで、人材であったり、お金であったり、あらゆる資本を指しております。

大きな組織であれば、それだけリソースは豊富なわけですが、小さな組織だとそうもいかない。地方の小さな教会が日本中の子どもたちを喜ばせたい!と思っても、なかなかできませんが、教会本部ほどの大きな組織であればKOGができる。

目的に近づくための手段はたくさんあるでしょうが、組織の持っているリソースによって、できることはまったく変わってきます。

そのできることのサイズ感によって、組織のベストなあり方も自然に決定づけられます。

大きな組織で、大きな事をやるのであれば、それなりにしっかりした指揮命令系統が必要になります。ティール組織と呼ばれるようなあり方が実現すれば理想的でしょうが、大きな組織には向かないように感じております。このあたり別のご意見もありそうですが。

僕は大きな組織であれば、指揮命令系統は必要だというスタンスです。

ただ、それが単に「偉い人の言うことは聞け」という昭和のあり方を肯定するわけではなく、指揮命令系統を明確にするというのは、権限と責任の明確化をするということです。

雰囲気重視の組織文化を肯定しているわけではないという点、ご留意ください。

3時代や社会の要請

つづいて、時代や社会の要請について。

結局、組織というのは理想を現実に落とし込むためにあると思うわけです。ふわっとしたゴールを現実にカタチにしていく。

そんなとき、現実を見ずにどうやって落とし込めというのでしょうか、ってシンプルなはなし。

例えば、すでにこれだけ通信技術が発達しているのに、未だに巡教という仕組みが残っていたり。それはそれでメリットもあるでしょう。でも隠れたコストもあるわけで、本来は比較論でなければならないと思うけど、なんだか話が逸れるので戻します。

要するに、現実の社会インフラやその社会の要請によって、理想的な組織のあり方や仕組みは変わってきますよね、って話です。

一旦ここまでをまとめておくと、

組織のあり方というのは、

目的、リソース、社会の要請という変数によって決められるよね、ということです。

変化のスピードを想定した組織のあり方

変数というだけあって、これらは変化します。

目的は変化しないように思うかもしれませんが、ビッグゴールである「陽気ぐらし」は確かに変化しないでしょうが、小さな組織単位であれば、目的も変化は起こってきます。

なんせ組織は方法ですから、変化して当然なのです。

しかし、その変化のスピードに目を向けると、やはり目的が変わるというのはスローですよね。

コロコロとゴールポストを変えられてはたまったもんじゃありません。コロナの自粛も当初は「病院のキャパオーバー」を防ぐためにという目的だったはずなのに、いつしか感染者数にゴールがすり替わっていたり。

まぁそんな具合に、目的の変更というのはスローであるのが健全だと思うわけです。

一方で、リソースというのは出たり入ったりがありますから、人材にしろお金にしろ変化するスピードは目的に比べたら早い。

しかしそれより早いのが社会の変化じゃないでしょうか。なんせ情報革命の真っ只中で、テクノロジーの進歩はとてつもなく早い。

農耕革命、貨幣革命などなど人類はテクノロジーの進歩とともにライフスタイルが変わってきたわけですが、今回は従来の革命を遙かに凌ぐスピード感で変化しております。

佐々木朗希もびっくりの速さ。

あ、そうそう。

この前、例の球審と一悶着あった京セラドームでの試合をちょうど観に行ってたんですが、場内では何が起こってるのかまったく分かりませんでした( `・ω・´)ノ

あの球審のあのオラついた行動は明らかに良くないですが、誰にでも失敗はあるわけですから、もうそろそろ許してあげたらいいのにね、と思います。

僕みたいに間違いだらけの人生だと自然にそう思えるのかしら。

…何も言わないで( `・ω・´)ノ

さておき、ともかく社会の変化のスピードは速い。

となれば、その変数によって決まる組織の最適解、ベストなあり方というのも、めちゃくちゃ早いスピードで変わっているわけです。

これ、大事なのでもう一度。

社会の変化のスピードがめちゃくちゃ速いので、組織のあり方も本来めちゃくちゃ早く変化しなければなりません( `・ω・´)ノ

そう、変化しつづけなければならない。

しかーし。

まぁなかなか人間というのは変化を嫌うバイアスが生存戦略として身体に染みついているので、なかなか難しいんですな( `・ω・´)ノ

ただ、勇気を持って変えないと、使えない道具化しちゃうよ、ってはなしです。

おそらく100年前は洗濯板を使っていたけど、今使っている人はほぼゼロでしょう。

洗濯をするという目的は変わらないまま、テクノロジーの進歩に合わせて、洗濯板という道具は洗濯機に変化しました。

組織も同じだと思うんです。

3つの変数にしっかり目をむけつつ、ベストなカタチとかあり方を探っていきたいところですな。

本日はここまで( `・ω・´)ノ

今日も成人しましょう!