レインボーロードな現代社会。組織はどう変化すれば良いのか?

こんにちは、ダメダメようぼくのひさまつです( `・ω・´)ノ

前回は組織のあり方を決める3つの変数ということで、

  1. 組織の目的
  2. 現状のリソース
  3. 時代や社会の要請

という3つの要素によって、ベストな組織のあり方が決まるよねー、という話でした。

で、この3つが変化するスピードに着目しまして、

目的<リソース<社会の要請

という順番で変化するスピードが速い。

特に社会の変化は今や猛烈な勢いになっている。

となれば、VUCA時代に組織が「目的達成のための手段」として本質的機能を果たすためには、組織も変化を高速化しなきゃねー、って話をしました。

これをふまえて、今回は、

じゃあどんなふうに変化したらいいんだろうね?

といったところを考えてまいります( `・ω・´)ノ

どのように変化したらいいんでしょ?

これはもう大雑把に言えば「高速化」ということでいいんじゃないでしょうか。

「VUCA時代に適応しないとねー」という問題意識からスタートしているわけですから。

VUCAというのは検索すれば出てくるので詳細はパスしますが、

要するに、

「状況がコロコロ変わって未来予測が難しい」

という社会の特性を意味しています。

このような背景において発生する変化は、

  • 正解がすぐに正解でなくなる
  • 過去の経験やデータが通用しにくくなる
  • 完成度よりスピード感が重要になる
  • ニーズが多様化する
  • スケールメリットが薄れる
  • 課題解決力より課題発見力が重要になる

思いつくだけでこんなところです。

状況の変化によって新たに発生する社会の要請に応えるために、組織は変化しないとヤバイわけですね。時代遅れの使えないツールになりたくないですよね。

じゃあどう変化したらいいのかっていうと、

  1. 小回り性アップ
  2. 失敗を許容する組織文化の醸成
  3. 意思決定と実行速度の高速化

といったあたり、大事なんじゃ無いかと思っています。

(※書き終えたあとで追記ですが、1と3はまとめてもよさげ。)

小回り性アップとは?

一言で言うなら軌道修正力です。

大きなトラックより軽自動車の方が軌道修正しやすいですよね。

状況がコロコロ変わるのが現代社会ですから、軌道修正力がない組織はどんどんふるいにかけられます。

マリオカートでいうと、レインボーロードみたいなくねくね道は、ノコノコだと走りやすいけど、ドンキーコングだと走りにくいじゃないですか。小回りが効かないと落っこちてしまいます。それと同じです。

それならまだしも、コース自体が変わっているような時代じゃないですかね( `・ω・´)ノ

2周目になったらコースが違うマリオカートって…。

しかもレインボーロードとか地獄。笑

今僕らはそんなチート級のレインボーロードを走っています。小回り大事。

失敗を許容する組織文化の醸成とは?

そんなレインボーロードを走る時代の僕らは、過去の経験やデータが通用しにくい。ほぼしないと言っても良いかも。

経験やデータなど、これまで頼りにされてきたものの相対的地位が落ちてきているんです。

そんな状況で、新しい打ち手を次から次へとスピード感を持って繰り出していかないといけない。

失敗が増えて当然ですよね?( `・ω・´)ノ

もう一度、言います。

これまでの経験が未来予測の精度に寄与しないんですから、失敗が増えて当然ですよね?( `・ω・´)ノ

だからある程度まで失敗を許容していかないといけないわけです。

だって今はトライせずに現状維持のほうがよっぽど怖いんだもの。すぐに時代遅れの無用の長物になってしまいます。ガラケーのように。

そうならないためには、挑戦する回数を爆増させないといけないわけです。

でも、今みたいに少々の失敗にまで目くじらを立てるような文化のままでは、試行回数は増やせません。

何やっても叩かれるなら、別に何もしないで家でのんびりビール飲んでた方が楽しいと思うのが人間じゃないですかね?( `・ω・´)ノ

僕ならそうします。

そんな人をたくさん生み出して、どうやって組織的に成長できるといのでしょうか?

かわりに、現状を打破するための挑戦をしている人を評価し、失敗を肯定的に捉える文化になっていたらどうでしょ?

「失敗しても褒められるのか。なんかおもしろそうだし、自分もやってみようかな」

ってなるのが人間じゃないですかね?( `・ω・´)ノ

僕はそんなタイプです。

人間というのは社会的動物なので、文化によって思考の枠組みが変わるんですね。

心理的安全性を確保すれば人はもっとのびのび挑戦できるようになります。

というわけで、「挑戦せず失敗がない」ことより「挑戦して失敗する」ことを肯定的に捉える文化をコミュニティ内に浸透させていった方がいいよね、って思います。

意思決定と実行速度の高速化とは?

これは要するに小回り性の具体例ですね。1と同じことを言っています。

小回りがきくというのは、

  • 組織の意思決定の高速化
  • 組織の実行速度の高速化

がなされるということですよね。

マリオカートでいうと、

  • ハンドルを切るまでの判断速度を高める
  • 車が思ったルートに乗るまでの反応速度を高める

という感じ。

組織においては、

  • 組織として意思決定がなされるスピード感アップ
  • 意思決定から実行完了までのスピード感アップ

といった変化が求められる。

じゃ、具体的に一体どうすれば良いのでしょうか?

…という問いを立てたところで、なんだか長くなりそうなので次回にします( `・ω・´)ノ

一応僕なりの意見はあるのですが、こういう時こそオープンイノベーションというかっこいい(けどよく分からない)言葉を使うのにぴったりな場面だと思います。

要するに、みんなで知恵を出し合ったらいい感じの答えが見えてくるんじゃないの?って思うのです。

どうすれば組織の意思決定&実行速度を上げられると思いますか?

ご意見あればぜひお聞かせくださいませ( `・ω・´)ノ